Takuya Yamada 山田 卓也 2001年入社
日野工場 グラビア印刷リーダー
Interview Movie

強みを生かす場所は、
「世界水準」の印刷現場

「日本一」「世界一」の
印刷現場で働ける喜び。

「グラビア」という言葉自体は聞いたことがあるのではないでしょうか。グラビア印刷は、特に写真の再現性に優れ、チラシやカタログに多く使われる印刷技術です。私は滋賀県の日野工場で、印刷機のオペレーター兼班長を務めています。ここ日野工場には、日本最大の紙幅(2m45cm)を誇る8色印刷機が稼働しており、生産力の高さはもちろん、色調の美しさや深みも群を抜く性能です。

ちょっと自慢をさせていただければ、世界的な家具メーカー・IKEA様の印刷発注を担うInter IKEA System様から、最も栄誉ある賞とされる「2010年度最優秀印刷業者賞(BEST PRINT SUPPLIER)」を受賞しています。これは世界33カ国の印刷業者から選ばれ、実物に限りなく忠実な印刷品質などが高く評価されたものでした。私は班長として、毎日の仕事始めに、印刷物の注意点や用紙の数、色目などを班員に徹底して連絡します。刷る前に営業担当者から色目などについて注文が入ることもありますが、いざ印刷に入れば、やはり任されるのは現場の私たちの目。「世界水準の印刷をしている」という思いと自信、そして大きな責任感のもと、文字通り目を凝らして日々の業務に当たっています。

前職の経験を、
今の仕事での強みに変えて。

昔から興味のあった進路は2つあり、1つはバイク好きが昂じた機械関係の仕事、もう1つが印刷関係の仕事です。前職で機械関係の仕事を経験し、次の仕事を探しているタイミングに、たまたま佐川印刷の印刷オペレーターの募集を見かけました。印刷物というのはデジタルデータと違ってずっと残り、次々と人の手にわたって読まれていきます。何か温かみのある印象をずっと持っていましたので、ここで印刷を仕事にすることに決めました。

前職で身に付けた機械の知識や経験は、印刷にはまったく関係ないと思っていたのですが、いい意味で裏切られました。ここのグラビア印刷機は規模が大きく、メンテナンスなど自分たちでやらなければならない保全作業がたくさんあります。おまけにイタリア製。メーカーさんをイタリアから毎回呼ぶわけにもいかず、何かあると自分で図面を開くことが自然と多くなりました。部署の中でも、機械に関して困りごとが起これば声を掛けてもらったり、修理の際にメーカーのエンジニアさんと話ができるなど、前職の経験がすごく役立ち、それが私の強みにもなっています。今考えているのは、メンテナンスチームの創設です。もちろん印刷がメインの業務なのですが、いざ故障が起きたときに、チームで対応できる態勢をつくれたら、という思いが強くあります。

モノづくりに関する
さまざまな仕事にチャレンジして。

就職活動の段階で「これだ!」という仕事が見つかればいいのですが、みんながそうとは限りません。でもそれほど心配は要らないと思います。入社して、その会社に情熱を持って向き合えば、自分なりに集中し、根を詰めてできること、「これだ!」と思えることがきっと見つかると思います。そういう意味では、佐川印刷に入社するにも、印刷だけに目をむける必要はありません。当社にはモノづくりに関するさまざまな仕事がありますので、自分のチカラを信じて、ぜひ色んなことにチャレンジしてください。

My Private Time

部署の仲間とバス釣りへ。

ホームグランドはもちろん琵琶湖。60cmオーバーの大物バスを釣り上げたこともあります。部下にも釣り仲間がおり、明日も一緒に釣りに行く予定です。釣りをする中で、仕事中は見えない一面も見えてきたりするので、一緒に戦略を練って楽しい上に絆も深まって、良いことづくめだと思っています。

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